Post image

鬼怒川秘宝殿(栃木県/日光市)~後編

 前編の続きです。 ▼「競下野国春情色暦」の3つ目は「百花繚乱太閤幻夢」。  ▼天下統一にあたり当地も通った豊臣秀吉の豪遊ぶりを示しています。  ▼4つ目は、「雷鳴日光街道狼藉」。  ▼雷鳴轟く日光街道の杉並木の中で…。  ▼女性のお客さんが籠の運び屋に襲われています。  ▼5つ目は「生写恋情壬生手管」。名産のかんぴょうを剥く娘と話す父親。  ▼娘の後ろには、かんぴょうのカーテン越しに使用人の男性が。  ▼そ...

Post image

鬼怒川秘宝殿(栃木県/日光市)~前編

 かつては著名な温泉街などには必ず存在していた秘宝館。入館者の減少や施設の老朽化により閉館が相次ぎ、現在日本で営業中の秘宝館は2つのみとなっています。 そしてそのうちの一つ「鬼怒川秘宝殿」もまた、時代の流れには逆らうことができず、2014(平成26)年12月31日の営業をもって、33年の歴史に幕を閉じることになりました。 多くの秘宝館が館内撮影禁止であったのに対して、鬼怒川秘宝殿は写真撮影が可能です。閉館間近...

Post image

石湯(福島県/南会津町)

 「川岸の大岩に、まるでしがみつくように湯小屋が建っているさまがユーモラスな混浴の共同浴場。その名前の通り、岩盤をくり抜いて造ったような浴槽には熱い湯が満ちています。」(南会津町観光物産協会HPより) 福島県・南会津町の湯ノ花温泉にある4つの共同浴場。天神湯・弘法の湯に続き、「石湯」をご紹介したいと思います。 ▼温泉街を貫く県道から少し外れたところにある木橋。  ▼この橋を渡ると見えてくるのが…。  ...

Post image

白木川内温泉 旭屋旅館(鹿児島県/出水市)

 鹿児島県・出水市の山奥にある秘湯・白木川内温泉を訪問します。ここの目玉は、足元から源泉が湧出している温泉があることです。しかもそれが150円(訪問日当時)で入浴できてしまうというのですから、温泉王国・鹿児島県の懐の深さを感じずにはいられません。 ▼2軒ある旅館のうち、旭屋旅館で日帰り入浴の受付を済ませます。  ▼階段を下って右手に脱衣場がありますので、その先を進むと…。  ▼浴室があります。足元から源泉...

Post image

【別府共同湯めぐりNo.09】末広温泉 ※別府八湯温泉道No.17

 「昭和20年以前からあった地元の温泉。古くは木造2階建て瓦葺きだった。今も住民に愛され親しまれつづけている。」(建物前の掲示より) ▼「末広温泉」にやって来ました。備え付けの鍵で中に入ります。  ▼柄杓が置いてある温泉槽から…。  ▼湯船に掛け流されています。  ▼JR九州・日豊本線の別府駅から南へ徒歩10分弱のところにあります。 <データ(訪問日時点)>  ・所在地    大分県別府市末広町4-20 地図  ...

Post image

旧松代駅舎(長野県/長野市)

 2012(平成24)年3月31日の運行をもって廃止された長野電鉄・屋代線。松代駅は屋代~須坂間のほぼ中間に位置し、同線の中では数少ない列車交換が可能な駅でした。  ▼廃線から2年余りが過ぎた2014(平成26)年4月…。  ▼旧松代駅を訪問します。駅舎はそのまま残されていました。  ▼裏手に回ると、レールや島式ホームは撤去され、更地になっています。  ▼駅舎の横には、鉄道施設の部品がきれいに並べられています。  ▼駅...

Post image

【湯田中共同湯めぐりNo.03】わしの湯

 長野電鉄・湯田中駅から温泉街のメインストリートを歩くと、白樺の湯・滝の湯の次に見えてくる共同湯が「わしの湯」です。 ▼「わしの湯」の外観。「外湯開放中」と書かれた布が掲げられています。  ▼脱衣場の先には…。  ▼タイル張りの浴室があります。  ▼お洒落なデザインの湯口。  ▼建物の造りも全体的にモダンな感じがします。  ▼洗面設備もありますし…。  ▼浴室とは別の入口ですが、温泉を利用した洗濯場もあり...

Post image

日光駅(栃木県/日光市)

 JR東日本・日光線の終点・日光駅。現在の洋風2階建て駅舎は2代目で1912(大正元)年に完成したものです。 駅舎には貴賓室や一等車利用者の待合室(現在はギャラリーとして公開)が備えられており、かつて皇族や要人が利用した駅としての威厳と風格が感じられます。 ▼白亜の洋館のような駅舎、JR東日本・日光線の終点・日光駅。  ▼車寄せや貴賓室等があり、威風堂々とした佇まいです。  ▼ホームの木造屋根も趣がありま...

Post image

寺の湯(栃木県/那須塩原市)

 栃木県・那須塩原市の奥塩原新湯(あらゆ)温泉に3軒ある共同浴場。中の湯に続いて訪問したのは、噴煙立ち上る硫黄山の直下にある「寺の湯」です。 ▼「寺の湯」です。入口が1つということは…。  ▼脱衣場も1つ。混浴になります。  ▼脱衣場にある数々の掲示。  ▼浴室は浴槽が2つに仕切られています。  ▼ホースから出る水を使って温度調節をします。  ▼源泉の温度が高いので、投入量は少なめですが…。  ▼新鮮なお湯と...

Post image

大師湯(長野県/上田市)

 「天長二年(825年、平安時代)比叡山延暦寺の座主円仁慈覚大師が北向観音堂建立のため当地に来錫の折、好んで入浴したので大師湯と名付けられました。 かつては北向山に参詣した籠の者が夜通し入れ替わり利用したので籠の湯ともいわれました。昔、矢傷を負った雉子が湯あみして傷をいやしたので『雉子湯』と呼んだこともありました。 安楽寺開山樵谷、二代幼牛の両禅師の木像(重要文化財)が夜な夜な入浴されるので、尊貴を...

Post image

湯西川温泉 公衆浴場(栃木県/日光市)

 「壇ノ浦の合戦に敗れ逃れてきた平家落人が、河原に湧き出る温泉を見つけ傷を癒したと伝えられる歴史の古い温泉です。温泉地名の由来ともなった湯西川の渓谷沿いに旅館や民家が立ち並びます。 湯量豊かな温泉を楽しむのはもちろんのこと、川魚や山の幸、野鳥・鹿・熊・山椒魚の珍味など四季を感じる地元料理を心ゆくまで堪能できます。みそべら等を囲炉裏でじっくり焼いて頂く落人料理も有名です。 また、1月下旬~3月中旬のか...

Post image

御宿あけびや(長野県/野沢温泉村)

 「館内は家庭的な雰囲気に包まれ、お部屋は全て和室となります。小さな宿ですが、自慢の蔓細工があちらこちらに飾ってあります。 野沢温泉村の自然と、今に残る野沢の田舎を満喫して下さい。館内は自由に気兼ねなくお使い下さい。宿ごと貸切りも出来ますのでご予約をお願いします。」(公式HPより) ▼1泊2食7,400円。お世話になります。※価格は宿泊予約サイトのもの。  ▼夕食です。手前の白いのは野沢温泉の代表的な郷土料...

Post image

鹿の湯(栃木県/那須町)

 「狩野三郎行広という者が山狩の際に、射損じて逃げる鹿を追って山奥に入ると、鹿は傷ついた体を温泉で癒していました。 そこで鹿によって発見された『鹿の湯』と名づけたと伝えられています。」 「建物は明治時代、玄関は大正時代に建造され、そのままの姿を受け継いでいます。 ひなびた木造建築が、時の流れを拒んだかのような佇まいで、 はるか昔の日本の原風景にタイムトリップしたかのような感覚になります。」(いずれも...

Post image

横川温泉(鹿児島県/霧島市)

 鹿児島県・霧島市の「横川温泉」を訪問します。JR九州・肥薩線の上村駅から徒歩5分ほど、車の場合は横川から県道50号線で牧園方面へ向かう途中の左手に少し外れたところにあります。 建物にはそこが温泉であることを示す看板が掲げられているのですが、前にそびえ立つ木々によって目隠しされてしまっており、うっかりすると気付かずに通り過ぎてしまう恐れがあります。 ▼県道50号線から少し外れた田園地帯にポツンとあるのが...

Post image

横瀬温泉(鹿児島県/霧島市)

 鹿児島県・霧島市の「横瀬温泉」を訪問します。場所は隼人から霧島温泉に向かう国道223号線から少し外れたところにある牧園町上中津川地区。 過去に地震で湯脈が途絶えましたが、住民が協力して新たに温泉を掘削し見事に復活したそうです。地元の方の愛着も一際深い横瀬温泉、ありがたく入らせていただくことにします。 ▼「横瀬温泉」にやって来ました。  ▼民家のような入口。これを開けると…。  ▼寄付された方の名札と…。...

Post image

旧熱塩駅舎(福島県/喜多方市)

 日中(にっちゅう)線は、福島県の喜多方・熱塩間11.6kmを結んでいた旧国鉄の路線です。国鉄再建に伴う廃止対象路線に指定され、1984(昭和59)年に廃線となりました。 末期の列車本数は朝夕の1日3往復のみで、「日中走らない日中線」などと揶揄されていましたが、本州で最後まで蒸気機関車(SL)による旅客列車が運転されていた線区で、多くの鉄道ファンが訪れる場所でもありました。 現在、終点の熱塩駅は「日中線記念館」...

Post image

天ヶ瀬温泉の共同浴場(大分県/日田市)~2013向春

 「天ヶ瀬温泉は、古くは豊後風土記にも登場した1300年もの歴史がある名湯。玖珠川沿いに湧く掛け流しの湯は、別府、湯布院と並ぶ豊後三大温泉のひとつに数えられる。 玖珠川沿いの両岸には大小20余りのホテルや旅館が建ち並び、名物は玖珠川沿いに点在する5つの共同浴場。 まるで川に浸かっているような感覚が楽しめる個性溢れる野天風呂は、混浴なので少し勇気がいるものの、一度入れば忘れられない思い出になるはず。」(あ...

Post image

福寿温泉(鹿児島県/霧島市)

 鹿児島県・霧島市にある「福寿温泉」を訪問します。こちらの源泉を使ったミネラルウォーター「福寿鉱泉水」は、通信販売されています。 ▼「福寿温泉」にやってまいりました。  ▼脱衣場には月極利用の方の名札が並べられています。  ▼入浴料金は何と100円(訪問日当時)。  ▼木枠の湯船に注がれる温泉。  ▼かけ湯の設備もあります。  ▼シャワー付きの洗面スペース。  ▼建物の造りも味わいがありますなあ…。 <デー...

Post image

川南温泉(鹿児島県/伊佐市)

 鹿児島県・伊佐市にある公衆浴場「川南温泉」を訪問します。源泉が勢いよく注がれるお風呂に、たった200円(訪問日当時)で入ることができるなんて、近隣の住民の方が羨ましいです。 ▼道路沿いにある「川南温泉」の看板。  ▼早速、中へ入ってみましょう。  ▼モダンな感じの浴室。  ▼誇らしげに源泉掛け流しを謳っています。勢いもすごいです。  ▼かけ湯の設備もあります。  ▼外から脱衣場に心地良い風が吹いています...

Post image

【湯田中共同湯めぐりNo.02】滝の湯

 湯田中温泉の共同湯めぐり。白樺の湯に続き、メインストリートの「かえで通り」沿いにある共同湯を長野電鉄・湯田中駅寄りから順番に訪問してみましょう。2回目は「滝の湯」です。 ▼建物には「滝の湯組公会堂」の文字。  ▼建物前の温泉タンク。下にコックがあって、ひねるとお湯が出る仕組みです。  ▼各種案内。右下には湯払い(風呂清掃)の連絡が。  ▼そうなのです、滝の湯は風呂開放日、午後から入浴可能になるのです...

Post image

大間見屋食堂(長野県/南木曽町)

 2014(平成26)年7月の台風8号により甚大な被害を受けた長野県・南木曽町。 本格的な復旧に向けて動き出した同町の中心に位置する南木曽駅前では、「大間見屋食堂」が今日も営業中です。 ▼約1ヶ月の運休を余儀なくされたJR東海・中央本線で南木曽駅に降り立ちます。  ▼駅の真正面にあるのが、「大間見屋食堂」です。  ▼日替わりランチの「焼肉定食」900円(訪問日当時)。  ▼一日も早い完全復興をお祈り申し上げます。...

Post image

和琴温泉露天風呂(北海道/弟子屈町)

 「目の前に広がる屈斜路湖を眺めながら入る露天風呂は、おおらかな気分になること間違いなし。真冬には湖岸に白鳥も訪れ、白鳥と一緒に入浴、なんてこともしばしば。 脱衣所から浴槽までコンクリートが敷かれているから足を汚さずに入浴できるのがうれしい。湯温は約40℃あり快適な入浴が楽しめる。 」(弟子屈町HPより ) ▼和琴半島は屈斜路湖内に突き出る格好になっています。  ▼半島の付け根あたり。もう少し歩いて行く...

Post image

吹上温泉(宮崎県/えびの市)

 宮崎県・えびの市の京町温泉郷に数多く存在する共同浴場。今回は宮崎県と鹿児島県を跨ぐ県道102号線沿いにある「吹上温泉」を訪問します。 ▼県道102号線沿いにある大きな看板。  ▼「吹上温泉」です。母屋で入浴料250円(訪問日当時)を支払い…。  ▼共同浴場のある建物へ。  ▼整理整頓された脱衣場。  ▼各種のお知らせ。  ▼浴槽は2つに仕切られています。  ▼薄茶色の温泉が掛け流されています。  ▼共同浴場の他、...

Post image

滝の湯(山形県/米沢市)※閉業※

 「1,200年前に小野小町が父を探し京都から東北に向かった途中で病に倒れ、この地の温泉につかって病を癒したという伝説が今でも残っています。 伊達政宗といえば仙台を思い出しますが、伊達家はもともと山形県の米沢を拠点として活躍していた武家です。1567年、米沢城主伊達輝宗の長男として生まれたのが後の伊達政宗です。 政宗は会津にまで勢力をのばし南東北の有力な武将として豊臣秀吉にとってもあなどれない勢力でした。...

Post image

釜石鉱山(岩手県/釜石市)~後編

 前編の続きです。 ▼さらに山の方へ進んで行くと…。  ▼鉱山の入口があります。  ▼以前は山の斜面に張り付くようにして建物がびっしり並んでいたそうですが…。  ▼建物は既に解体され、コンクリートの壁だけが残されています。  ▼安全第一。  ▼鉱山内で働いていた車両たちが展示されています。  ▼鉱山脇にある建物は…。  ▼「釜石鉱山展示室」とあります。  ▼事務所だった建物を使っていますが、現在は休館中だそう...

Post image

釜石鉱山(岩手県/釜石市)~前編

 岩手県・釜石市は鉄の街。これを原料供給面から支えたのが釜石鉱山です。1727(享保12)年に盛岡藩出身の公儀御薬草御用・阿部将翁が磁鉄鉱を発見したのが始まりとされています。 1993(平成5)年に商業としての鉄鉱石の採掘は終了しましたが、現在も研究などの用途で採掘が続けられています。また、鉱山の地下から湧き出る鉱泉水を利用したミネラル・ウォーターの販売が行われています。 最盛期には3,000人近くが働いていたそ...