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JR東海キハ85系気動車

 JR東海のキハ85系気動車は、老朽化したキハ80系気動車の置き換えと所要時間短縮のために開発され、1989(平成元)年より高山本線の特急「ひだ」で、1992(平成4)年より紀勢本線の特急「南紀」で営業運転が開始されました。眺望性に配慮した流線形の先頭車や輸入ディーゼルエンジンの搭載など、デビュー当時は多くの話題を呼びました。 それから30余年が経過し、2022(令和4)年には後継となるHC85系気動車が登場、特急「ひだ...

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富内線の廃線跡~前編

 富内線は北海道・鵡川町(現むかわ町)の鵡川駅から同・日高町の日高町駅までを結ぶ82.5kmの日本国有鉄道(国鉄)路線です。1922年(大正11)年に北海道鉱業鉄道・金山線として部分開業してから延伸を繰り返し、1964(昭和39)年に振内駅~日高町駅間の開業をもって全通しました。 その後はモータリゼーションの進展により旅客・貨物量は減少の一途を辿り、全通から僅か20年後の1984(昭和59)年には国鉄再建法に基づき第2次特...

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湯抱温泉 中村旅館(島根県/美郷町)

 島根県・美郷町の湯抱(ゆがかい)温泉は、ゆったりとした時間が流れる自然豊かな鄙びた温泉地。かつては複数の宿泊施設がありましたが、現在は1916(大正5年)創業の「中村旅館」だけが営業を続けています。この「中村旅館」のお風呂にどうしても入りたくて、2022(令和4)年6月に一泊しました。 予約は電話で。物腰柔らかなご主人によると、通常プランは2食付で14,000円だが、ビジネスプラン11,500円(いずれも入湯税別・訪問...

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道後温泉 椿の湯(愛媛県/松山市)

 「道後温泉 椿の湯は、椿をシンボルとした松山市民の『親しみの湯』で、多くの皆さまに愛され、今でも生活には欠かすことのできない公衆浴場です。道後温泉 椿の湯は、昭和28年(1953)、『第8回国体』が四国各県で開催されたときに建設されました。その後、昭和59年(1984)に改築され、平成29年(2017)12月26日に、リニューアルオープンしました。 道後温泉 椿の湯は、道後商店街の中央に位置し、蔵屋敷風の落ち着いた雰囲気...

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お食事処 ちょこっと(北海道/苫小牧市)

 JR北海道・苫小牧駅での乗り換え時間を使って駅周辺を散策。小腹が空いていたので飲食店を探していると、老舗喫茶店の斜め向かいに一軒の飲食店を見つけました。「お食事処 ちょこっと」…ちょこっと入ってみましょう。 ▼JR北海道・苫小牧駅での乗り換え時間を使って駅周辺を散策していると…。  ▼一軒の飲食店を見つけました。「お食事処 ちょこっと」にお邪魔します。  ▼ビールを飲みながらメニューを眺め、なぜか急に...

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小屋原温泉 熊谷旅館(島根県/大田市)

 島根県・大田市の山間にひっそりと佇む「小屋原温泉 熊谷旅館」。人肌くらいの温度の炭酸泉は敷地内で湧出しており、それを加水・加温なしで4つある浴室へ供給されています。 ▼島根県・大田市の「小屋原温泉 熊谷旅館」で1泊お世話になります。  ▼予約は電話で。2食付で9,500円(訪問日当時)でした。  ▼受付で宿帳を記入後、通していただいたのは「けやき」の部屋。  ▼オーソドックスな和室です。  ▼早速、お風呂に入...

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居酒屋 上半(愛媛県/松山市)

 所用で愛媛県・松山市を訪問した際にJR四国・松山駅前のホテルに宿泊。夕食をとろうとホテル周辺を散策していると一軒の居酒屋を見つけました。「居酒屋 上半」…飛び込みでお邪魔したお店は大当たりでした。 ▼JR四国・松山駅から徒歩1~2分のところにある「居酒屋 上半」。※画像は訪問日翌朝に撮ったもの  ▼店頭に掲げられたメニューは店内にも置いてあります。※画像は訪問日翌朝に撮ったもの  ▼ビールを飲みながら「上...

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アヨロ温泉(北海道/白老町)

 「昭和41年(1966年)にボーリングを行い、以来かわらぬ湯量を保ち続けております。毎分130リットルの源泉100%を利用した贅沢なかけ流し温泉をお楽しみいただけます。当館は【加水】【循環】【消毒】を一切行っていない純源泉かけ流し温泉です。」(公式HPより) ▼北海道・白老町の国道36号線沿いの看板。  ▼目指す施設は…。  ▼「アヨロ温泉」です。  ▼券売機で入浴料450円(訪問日当時)を支払います。入浴料は訪問日...

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富良野とみ川(北海道/富良野市)

 1997(平成9)年の開店以降、自家製麺に強い拘りを持って進化し続ける「富良野とみ川」。お店の一押しは2003(平成15)年に石臼製粉機を導入して販売を開始した「石臼挽き中華そば」です。 ▼北海道・富良野市の麓郷地区にやって来ました。  ▼目指すお店はこちら。「富良野とみ川」です。  ▼メニューの中から「石臼挽き中華そば」950円(訪問日当時)を注文。  ▼「富良野産小麦を石臼で3度挽いた小麦本来の風味を感じてく...

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中華レストラン 陽錦楼(徳島県/海陽町)

 JR四国・牟岐線の現在の終点・阿波海南駅から国道55号線を北へ5分ほど歩いたところに一軒の中華料理店があります。大阪の百貨店や徳島市内の中華レストランで修業後、海陽町のこの地にお店を開いたという店主さんが腕を振るいます。 ▼そのお店の名前は「陽錦楼」といいます。  ▼明るい配色のお店の外観が目を惹きます。  ▼お店に入ると出される、おしぼりと割り箸…。  ▼そしてメニュー表。  ▼注文したのは「Aランチ ...

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味の大王 室蘭本店(北海道/室蘭市)

 「『元祖室蘭カレーラーメン』の老舗有名店。塩気・甘み・うまみ・辛さなどのバランスを大切にした秘伝のスープは、通もうなる絶妙さ。コシのある自家製めん熟成の加減や、厳選した豚肩ロースから作るチャーシューにもこだわりが。お客さまをなるべくお待たせしないよう、手早く作ることを心がけています。」(「おっと!むろらん-室蘭観光情報サイト」HPより) ▼北海道・室蘭市のご当地グルメ「室蘭カレーラーメン」を食べに...

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新宝来軒(北海道/芦別市)

 北海道・芦別市のご当地グルメ「ガタタン」。具だくさんでとろみのあるスープ料理を指しますが、その名を世に知らしめた「宝来軒」は2015(平成27)年に惜しまれつつ閉店しました。その後、現在の店主がお店を引き継ぎ、「新宝来軒」としてガタタン料理を提供し続けています。 ▼北海道・芦別市にやって来ました。  ▼今回の目的地は「新宝来軒」。前回訪問時からお店の佇まいもそのままに…。  ▼メニューには色んなガタタン料...

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清洋軒(北海道/室蘭市)

 北海道・室蘭市に「元祖室蘭らーめん」を自負する老舗ラーメン店があります。名前は「清洋軒」、舟見町という地区にあって、JR北海道・室蘭本線の室蘭駅からは徒歩15分弱の場所にあります。 ▼JR北海道・室蘭本線の室蘭駅からは徒歩15分弱の場所にある「清洋軒」を訪問します。  ▼1935(昭和10)年に屋台で創業、現在は3代目まで引き継がれているそうです。  ▼シンプルなメニュー表の中から…。  ▼事前の情報収集で“人...

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JR北海道キハ141系気動車

 JR北海道キハ141系気動車は、人口増加により急速に都市化・宅地化が進んだ札沼線(学園都市線)の輸送力増強を目的として、余剰となっていた50系客車(オハフ51形)を改造して1990(平成2)年から投入が開始され、1995(平成7)年までに4形式(キハ141形・キハ142形・キハ143形・キサハ144形)・計44両が製作されました。 当初は全車両が苗穂運転所に配属され、札沼線(学園都市線)の(札幌駅~)桑園駅~北海道医療大学駅間...

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羽幌町立光洋小学校跡(北海道/羽幌町)

 北海道・羽幌町内の国道232号線を北上していると、左手に廃校となったと思しき学校の校舎が目に飛び込んで来ました。羽幌町立光洋小学校。1958(昭和33)年に開校し、2001(平成13)年に羽幌小学校へ統合されて閉校したそうです。 閉校から20年以上が経過していますが、淡いピンク色の木造平屋建ての校舎や意匠を凝らした玄関、閉校の碑などが残されています。車を降りて学校周辺を散策しましたので、その時の様子をコメントな...

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呑兵衛屋台(高知県/高知市)

 高知県・高知市の繁華街に「しじみラーメン」で有名なラーメン店があります。屋台餃子を食べた後に小腹が空いたので立ち寄ってみることにしました。お店の名前は「呑兵衛屋台」といいます。 ▼赤い看板と暖簾が目印の「呑兵衛屋台」。  ▼壁に貼られたメニューの中から注文したのは…。  ▼もちろん「しじみラーメン」930円(訪問日当時)。  ▼「お酒のあとに…あっさり塩味」(メニューより)。  ▼シジミ貝の下には、柔らか...

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肉鍋 乃ざ喜(北海道/室蘭市)

 北海道・室蘭市のご当地グルメといえば「室蘭焼きとり」や「カレーラーメン」が思い浮かびますが、「肉鍋」(すき焼き)も外すことはできません。今回は1949(昭和24)年の創業から70年余り地元に親しまれている老舗店「乃ざ喜」を訪問したいと思います。 ▼北海道・室蘭市にある…。  ▼「肉鍋」の老舗店「乃ざ喜」を訪問します。  ▼全体的にリーズナブルな価格帯。  ▼メニューの中から「肉鍋牛定食」を注文。  ▼カウンタ...

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ドライブインさわ(北海道/苫前町)

 北海道・苫前町の国道232号線(通称:日本海オロロンライン)沿いにある1軒の食事処。「ここのウニ丼がすごいらしい」「コストパフォーマンスが最高!」と巷で話題の「ドライブインさわ」です。 ▼北海道・苫前町の国道232号線(通称:日本海オロロンライン)沿いにある…。  ▼1軒の食事処。「ドライブインさわ」です。  ▼営業時間は10~22時。うに丼が季節外れだったのは残念ですが…。  ▼店内で「刺身定食」860円(訪問日...

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森珈琲店(徳島県/徳島市)

 徳島県・徳島のJR四国・徳島駅前のロータリー脇にある「森珈琲店」。1988(昭和63)年創業のお店は今年で35周年を迎えます。公式HPによると、「目くばり・気くばり・心くばり」「常に笑顔で」をモットーにアットホームなおもてなしを心掛けていらっしゃるそうです。 ▼JR四国・徳島駅前のロータリー脇にある「森珈琲店」を訪問します。  ▼落ち着いた雰囲気の店内。  ▼メニューの中から「ブレンドコーヒー」550円(訪問...

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旧室蘭駅舎(北海道/室蘭市)

 「明治45年(1912年)に建てられた旧室蘭駅舎は、道内の駅舎の中では最古の木造建築物です。建築様式は寄棟造りで、明治の洋風建築の面影を残す屋根や白壁づくりの外観、外回りは入母屋風で『がんぎ』と呼ばれるアーケード洋式になっており、それらを保存した全国でも珍しい建物です。 駅舎としては100年の歴史を持ち、平成11年(1999年)には、国の有形文化財として登録され、平成22年(2010年)にはJR北海道の準鉄道記念物...

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手打ちつけ汁 うどん処 てる井(山形県/新庄市)

 「埼玉県の一部の地域では、『うどんが打てなきゃ嫁には行けぬ』と云われるほどうどん文化が根付いています。当店では、東京都多摩地域と埼玉県西部(かつての武蔵国の入間郡と多摩郡)に伝わる武蔵野うどんを中心にお客さまへうどん文化の『こだわり』と『まごころ』をこめてご提供させていただきますとともに、ご実家の雰囲気を一瞬でも感じていただきながらご賞味願えれば幸甚と存じます。 めんは、複数の国内産小麦と全粒粉...

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いまどき安兵衛(高知県/高知市)

 「酒の国と呼ばれる高知県。数は減ったものの屋台文化が色濃く残り、今でも屋台として営業している店が多い。飲みの〆で屋台のラーメンを食べるのが一般的だが、酒呑みの多い高知の屋台ではラーメンだけではなく、お酒のアテが多く置かれていた。 そのなかで、ある屋台の餃子がアテにも〆にも食べやすく美味しいと評判となり、高知の屋台では餃子が主流となり『酒を飲んだ後は屋台の餃子で〆る』文化がうまれる。 現在では屋台...

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中華食彩房 味萬(北海道/千歳市)

 北海道・千歳市で宿泊した際に夕食を食べられる場所がないかと市内を散策、1軒の食事処を見つけました。「味萬」…中華料理店のようですね、入ってみましょう。 ▼北海道・千歳市の「中華食彩房 味萬」。閉店間際だったからか節電か、店頭に灯りはありません。  ▼店内は元気に営業中でした。  ▼まずはビールを飲みながらメニューを眺め…。  ▼「餃子(6個)」450円(訪問日当時)を注文。  ▼ごま油が効いてる?ジューシー...

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肘折温泉の散策記(山形県/大蔵村)

 「信仰の山、出羽三山の主峰・月山の麓、銅山川沿いに風情あるたたずまいの旅館が軒を連ねる静かな温泉郷、肘折。開湯の歴史は807年にまで遡り、2007年には開湯1200年を迎えました。 『肘折』という名の由来には、肘を折った老僧がこの地のお湯(上の湯)に浸かったところたちまち傷が癒えたという説をはじめ、諸説が縁起として語り継がれています。湯量豊富にして霊験あらたか、さらに風光明媚、昔ながらの湯治場として、観光...

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オギノラーメン(栃木県/宇都宮市)

 所用で栃木県・宇都宮市を訪問。東武鉄道・宇都宮線の東武宇都宮駅から帰路に就く前に小腹が空いたので駅周辺を散策していると、独特の佇まいを見せるラーメン店がありました。吸い込まれるように店内に入って行きます。 ▼そのお店の名前は「オギノラーメン」といいます。  ▼「ラーメンと甘党の店オギノ」「オギノラーメンと欧風アイスクリーム」…妖しげなキャッチフレーズが並びます。  ▼少し暗めの店内で、ビールを飲みな...

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じゃんけんぽん(北海道/平取町)

 「北海道沙流郡平取町の国道237号線沿いに建つ三角屋根がひときわ目を惹くおしゃれな外観のじゃんけんぽん。人気メニューに使われている平取町で生産された『びらとり和牛』は、生産者の熱い想いと、北海道特有の厳しい自然の中で鍛えられた逸品です。 びらとり和牛の特徴は、平取町の冬の寒さを乗り越える事によって、肉の旨味が凝縮され、味の濃い牛肉になっているのが特徴です。ステーキには秘伝のソース、ハンバーグにはじ...