その後、石炭産業の衰退や博多への通勤・通学人口の増大など、取り巻く環境は大きく変化し、筑豊本線もその役割が区間によって異なるようになってきました。そこで現在では、運転系統が3つの区間に分けられ、それぞれに愛称が付けられています。
その中で「原田線」は、輸送需要が少なく、ローカル色あふれる線区です。単行のディーゼルカーが1日8往復するだけの現状からは、ほんの(?)二十数年前まで、本州からのブルートレインが博多を経由せずにこの区間を通っていたことなど、想像することもできません。
▼桂川駅を出発すると、間もなく山間部に入ります。
▼草ぼうぼうで、まるで廃線のようですが、一応「本線」です。
▼冷水(ひやみず)峠へ向け、急勾配をのぼり続けます。
▼冷水トンネルへ突入。全長が3,286mあります。
▼トンネルを抜けるのに、数分かかります。
▼宝満川を越えると、もうすぐ終点の原田駅です。
▼原田駅に到着しました。
訪問日:2009年8月
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