fc2ブログ
avatar image

原田線(筑豊本線)~2009晩夏

 今回は、JR・筑豊本線の桂川~原田(はるだ)間、通称「原田線」を訪問します。筑豊本線は、筑豊炭田の石炭輸送のために建設された路線で、1891(明治24)年から部分的な開業が始まり、1929(昭和4)年に全通しました。

 その後、石炭産業の衰退や博多への通勤・通学人口の増大など、取り巻く環境は大きく変化し、筑豊本線もその役割が区間によって異なるようになってきました。そこで現在では、運転系統が3つの区間に分けられ、それぞれに愛称が付けられています。

 その中で「原田線」は、輸送需要が少なく、ローカル色あふれる線区です。単行のディーゼルカーが1日8往復するだけの現状からは、ほんの(?)二十数年前まで、本州からのブルートレインが博多を経由せずにこの区間を通っていたことなど、想像することもできません。

 ▼桂川駅を出発すると、間もなく山間部に入ります。
 2009_0819(026).jpg

 ▼草ぼうぼうで、まるで廃線のようですが、一応「本線」です。
 2009_0819(027).jpg

 ▼冷水(ひやみず)峠へ向け、急勾配をのぼり続けます。
 2009_0819(028).jpg

 ▼冷水トンネルへ突入。全長が3,286mあります。
 2009_0819(029).jpg

 ▼トンネルを抜けるのに、数分かかります。
 2009_0819(030).jpg

 ▼宝満川を越えると、もうすぐ終点の原田駅です。
 2009_0819(031).jpg

 ▼原田駅に到着しました。
 blog_import_5247b6cfdcacc.jpg

 訪問日:2009年8月
スポンサーサイト



Comment

Leave a Reply





管理者にだけ表示を許可する

Trackback